熊本・福岡を拠点に、システム運用・保守、設計・開発を中心としたさまざまなITサービスの提供を行っている「株式会社 九州ソフタス」。2001年の設立以来、「次世代のコンピューターサービスを創造し、それをサポートできる企業」を目指して活動してきました。同社の売上の8割以上を占めるのがシステム運用保守サービス。大手のシステムインテグレータ、通信会社とともに、サーバやネットワーク機器の保守運用を行っています。クライアントには行政や金融機関なども含まれ、信頼度の高さが伺えます。そうした実績に加え、情報システムの最先端技術と知識、豊富な経験を生かした独自のサービスで業績を伸ばしてきた同社。今後は、社員の技術力向上やノウハウの標準化を進めて他企業との差別化を図り、九州圏内での運用サービスを拡大していく意向です。
また、ソフトウェア開発業務では、同社が強みとするフロントデザインから製作までの一貫した提供力を生かし、特定の業界をターゲットにしたクラウドサービスを提供。在宅介護のIT化と情報共有をサポートする在宅医療介護連携システム「aHMS(アームス)」、霊園の契約者(檀家)情報を一元管理する「総合霊園管理システムCeSM(セスム)」など、社会課題や特定業種の事業課題を解決するオリジナルアプリケーションの提供にも注力しています。こうしたゼロからのシステム開発はもちろん、現在使用している既存システムの不満点の改善や機能追加などにも対応しています。
一方、社内では仕事と子育てとの両立を支援する職場環境づくりを推進。14年には、厚生労働省が「子育てサポート企業」として認定した企業に付与する「次世代認定マーク(愛称:くるみん)」を取得したほか、奨学金返済をサポートする「くま活サポート」にも参加しています。そうした活動が認められ、17年には「ブライト企業」の認定も受けました。男性の育休やテレワーク、副業といったライフスタイルに合わせた働き方を柔軟に取り入れ、今後も新時代のサービスを発信する企業として飛躍を続けます。